健康診断で引っかかった方・要再検査の方へ
健康診断で引っかかった方・要再検査の方へ | 奈良市の江川内科消化器内科医院
健康診断で再検査・精密検査と言われたら?
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健康診断の結果は、検査項目ごとに「異常なし」「経過観察」「再検査」「要精密検査」「要治療」のいずれかに分類されます。
健康診断などで「再検査」などの結果が出ても、「手間がかかるから」「病気が見つかるのが不安だから」「時間がない」といった理由で放置してしまう人も少なくありません。
しかし、重大な病気が潜んでいる可能性もあります。指示された再検査、要精密検査、要治療は、実行しましょう。
これらの結果を正確に理解し、健康管理に役立てることが大切です。
再検査・要精密検査の違いについて
再検査
前回の検査結果に異常が見られた場合に行われます。
異常値が一時的なものか持続的なものかを確認するため、同じ内容の検査を再度行います。
もし再検査でも異常が見られれば、その原因を詳しく調べるために精密検査が必要となります。
精密検査
異常値が見られた場合や病気が疑われる場合に行われます。
原因を特定し、必要に応じて適切な治療につなげるため、詳細な検査が行われます。
精密検査の内容は、初回の検査結果や異常の種類によって異なります。
再検査・精密検査を受ける医療機関について
再検査や精密検査は、基本的には健康診断を行った医療機関で実施することになりますが、別の医療機関でも受けることができます。
また、別の医療機関で再検査や精密検査を受ける場合、セカンドオピニオンとしての意見を得るメリットもあります。ただし、元の医療機関からの紹介状が必要になる場合があるので、あらかじめ確認が必要です。
バリウム検査で引っかかってしまった方へ
バリウム検査で胃炎や胃ポリープなどの異常を指摘されることがあります。そのような場合には、胃の粘膜を直接観察できる胃内視鏡検査(胃カメラ検査)をお勧めします。
この検査により、胃炎の原因やポリープががん化している可能性などをより詳細に確認できます。
また、バリウム検査では見逃されがちな微小な病変も検出できることがあります。
当院では、経鼻内視鏡を用いた内視鏡検査を提供しており、すべての検査は内視鏡の専門医が担当いたします。
検診精密検査の受診が可能です
当院は、奈良県の「胃がん精密検査医療機関」および「大腸がん精密検査医療機関」です。
上記の精密検査の対応が可能ですので、ご相談ください。