食欲不振・食欲低下
食欲不振・食欲低下でお悩みの方は奈良市の江川内科消化器内科医院へご相談ください
CHECK
このような症状はありませんか?
- 食欲がわかない
- 食が細くなった
- 食べたいという気持ちにならない
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上記のような症状は、食欲不振・食欲低下と呼ばれます。
食欲不振や食欲低下とは、食欲が低下し、食べた量が少なくても早く満腹になる状態を指します。
一方で、少し食べただけで満腹になってしまう早期飽満感や、食後の腹痛によって食事を避ける恐食症は、食欲不振には含まれません。
食欲不振や食欲低下は必ずしも消化器疾患に関連するわけではありませんが、これらの症状がある場合は早めに消化器内科を受診することをお勧めします。
食欲不振・食欲低下の主な原因
環境要因
食事環境の不潔さ、料理の味の悪さ、入れ歯の不具合などがあります。医学では原因の分類と分析が非常に重要です。
全体の5%前後の人々が、こうした環境的要因によって食欲低下を経験するとされています。これは想像以上に多いかもしれません。
生理的要因
ストレス、運動不足、過労、不眠、妊娠などが含まれます。
面白いことに、「二日酔い」での食欲低下も医学的にはこの範疇に入ります。
全体の10%前後の人々が、このような要因によって食欲低下を経験すると言われています。
自分で対処できる可能性もあります。例えば、運動習慣を身につけることや、十分な睡眠時間を確保することは、すぐにでも取り組むべき課題かもしれません。
病的要因
病気による原因の場合は多岐にわたり、脳の病気、呼吸器の病気、心臓の病気、感染症、血液の病気、膠原病、ホルモンの異常、腎臓の病気、精神科領域の病気、各種のがん、薬物中毒、薬剤やサプリメントの副作用などが挙げられます。
これらの病気が原因となる食欲低下を診断することは難しい場合があります。
食欲不振・食欲低下から考えられる消化器疾患
通過ができない・悪い
通常「進行したがん」で起こります。食道がん、胃がん、大腸がんなどが進行すると、食物の通過が妨げられることがあります。同様に、膵臓がんや胆のうがんでは、消化液の通過が阻害され、食欲不振につながることがあります。
胃や腸の表面に傷ができる
胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気で見られます。
血が滞る(うっ血)
心臓や肺、肝臓の病気の影響で胃や腸の血液がうまく流れなくなり、渋滞を引き起こすことがあります。これを「消化管のうっ血」と呼びます。これも食欲不振の原因となります。
胃や腸の動きが悪い
便秘や機能性ディスペプシアなどの病気で見られます。これらの病気では、胃や腸の運動異常が病態の主要な要因となることがあります。
黄疸や肝機能の障害
これも食欲が低下する原因になります。
食欲不振・食欲低下の治療・検査
病気が原因で食欲が低下している場合、まずはその病気を特定し、適切な治療を行う必要があります。
胃腸の病気を診断するために有効な方法には、胃内視鏡検査(胃カメラ検査)や大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)、腹部エコー、血液検査などがあります。特定の病気が見つかれば、それに合わせた治療が行われます。
同時に、日常生活に問題がある場合は、規則正しい生活を取り戻し、睡眠の質や食事の量を見直す必要があります。
ストレスを避けることも大切です。
消化器疾患でお困りごとは当院へ
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奈良市の江川消化器内科医院は、ひとりでも多くの患者さんの病気の早期発見・治療し、健康で充実した人生をサポートする医療機関を目指しております。
日本内科学会認定内科専門医、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医の医師が、丁寧かつ正確に診断を行い、適切な治療を行います。消化器の症状でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。